2015年11月06日
あっという間に今年もあと2ヵ月!
街中ではもうクリスマスの飾りつけがはじまっています。
朝晩は冷え込むようになってきました。
最近のレッスンで考えるようになったこと、
丸ってなんだろう。
生徒さん自身が出来た!弾けた!って思ったら丸なのでは。
私、今までなんで自身満々に丸してたんだろう......
そもそも音楽に丸っておかしいのでは。
こう考えるようになった一つの出来事は、
みんなの演奏を録音して、レッスンのなかで一緒に聴いてみるようになってから。
どうやったら自分の演奏を客観的に聴けるようになるだろう、
と試みた中の一つのアプローチです。
『今の精一杯の演奏を録音してみよう!』
演奏を録音し、楽譜を指差ししながら一緒に録った演奏を聴いてみます。
『あ、ここ間違えた!』『間が空いちゃってる。』『左手うるさーい』
などなど。
みんな自分でいろんなことに気がついてくれました。
そして
私 『じゃ、終わりにして次の曲は......』
生徒さん 『......らいしゅう、またやる。』
『え?』
『もういっかい ろくおん したい。』
『わかった!じゃあまた来週録ろう!』
生徒さん自身が納得する、満足することが大切なんだと思ったのです。
ピアノを弾くことは義務じゃ無い、
生徒さん本人が弾きたいと思って、私はそれをお手伝いするべきなんだと。
生徒さんが好き、弾いてみたいと思う曲を一緒に探して、
それを弾けるようにお手伝いして、
満足したら終わり。また次に好きな曲を探して......
きっとこの循環で技術的な課題もクリアしていくはず。
もちろん、
小さな生徒さんには私が手を取って導いていく場面も多くあるだろうと思うのですが、
小学生以上の生徒さんはみんな自分で決められるものなんだな、
と考えるようになりました。
とにかく<弾く=義務>から解放されることが大切なんだと。
私も学生時代の試験の為の練習は苦痛だったし笑
生徒さんも私も義務から解放されるレッスンを模索中です。
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