2017年8月08日
毎日厳しい暑さが続きますが、
元気にレッスンに通ってくれる子ども達から沢山パワーをもらっています。
今日は、レッスンのなかで行う音楽活動で最近行っている三つを紹介したいと思います。
まず一つ目、音階唱。
空間の認知と音程の把握は密接な関係があるので、
いつもレッスン室の入り口からピアノまでの距離を、ドレミファソラシドと音階を歌いながら、
歩幅を考えてちょうどぴったり歩けるようにという活動をしています。
1
ピアノから入り口までを上行形、
入り口からピアノまでを下行形で歌いながらステップしてもらっています。
そればかりだと飽きてしまうので、数字唱、日本音名、ドイツ音名、もしくはア唱、ハミング、
または <全部の音をさゆりちゃんのさー>で歌ってみよう、などと変化をつけて歌います。
2
今度はその活動に、歩きながらホワイトボードの抜けているところの音名を書いてね、
という活動へ。
歩きながらの活動は、必ず『お外では危ないからね。今は特別だよ。ピアノを弾くときは、右手、左手、ペダルって沢山のことを一度にやるから、その練習として一度に歩く、歌う、書くもやるよ。』と伝えています。子ども達は、『あはは、先生、外で書きながら歌わないよ。歩きスマホもダメなんだからさ。』という具合によくわかってくれています笑
そして、
T 『ドレミファソラシドって、音何個あるのかな?』
S 『8こ』
T 『右手のお指何本ある?』
S 『5ほん』
T 『どうしよう、音は8個なのにお指は5本......』
3
すると、子ども達は様々な指使いを提案してくれます。
12345555
12312323
23232323
提案してくれた指使いを試しつつ、
世界中で一番人気の指使いを子どもに伝え、一緒に練習。
4
最後は合図無しに、二人で息を合わせて弾く方法を模索します。
T 『せーの、とか、どーぞ、っていうと、それも音だから言わないで合わせたいな.....』
T 『どうしたらいいかな......』
S 『じゃあ、お口でどーぞ、の形をして、言わない』
T 『なるほど、それでやってみよう。』
いろいろ試して、呼吸やボディランゲージで息が合わせられるようになったら
ハイタッチで『大成功。』という内容です。
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